おむすびと季節の色彩

こんにちは!にゃおむすびです🐾
おむすびは、ただお腹を満たすだけでなく、季節を映す小さなキャンバスでもあります。春夏秋冬、それぞれの自然の恵みを詰め込むことで、食卓に彩りと心の豊かさを添えてくれるのです。

春といえば、やはり新緑の色が思い浮かびます。菜の花や山菜を混ぜ込んだおむすびは、ほんのり苦みがアクセントになり、大人の味わいを演出します。桜の花びらを塩漬けにしてあしらえば、見た目も華やかでお花見にぴったりです。

夏は爽やかさを求めたい季節。梅干しの赤は元気をくれる色合いですし、きゅうりや大葉を使えば、見た目にも涼しげなおむすびに仕上がります。暑い夏こそ、食欲を呼び戻す酸味や香りが大切ですね。

秋になると、黄金色の稲穂と共に、実りの季節が訪れます。栗ご飯を握ったおむすびや、きのこを炊き込んだものは、噛むたびにほっこりした気持ちにさせてくれます。見た目にも茶色や黄色の温かみある色彩が広がり、食卓を秋色に染めてくれます。

冬は、濃厚でコクのある味が似合います。味噌を塗って香ばしく焼いた焼きおむすびや、鮭フレークを詰めたおむすびは、寒い日に体を芯から温めてくれる存在。雪景色を思わせる白いご飯に、ほんのり赤い具材が映えます。

こうして振り返ると、おむすびはまさに季節を閉じ込めた小さなアート作品。色合いが豊かだと、同じおむすびでも印象が大きく変わります。にゃおむすびでは、その日の気温や行事に合わせた具材選びを心がけています。みなさんもぜひ、季節の彩りを感じながらおむすびを楽しんでみてくださいね🍙

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