“塩”で変わる、おむすびの味の世界

こんにちは!にゃおむすびです🐾
今日は、おむすびに欠かせない名脇役「塩」についてのお話です。おむすびはシンプルな料理だからこそ、塩の選び方ひとつで味わいががらっと変わる、奥深い世界があります。

普段、何気なく使っている塩にも、実はさまざまな種類があります。大きく分けると「海塩」「岩塩」「湖塩」の3つ。日本で一般的なのは海塩で、海水を蒸発させて作られ、ミネラルをほどよく含んでいるのが特徴です。おむすびに使うと、まろやかな塩気がごはんの甘みをふんわり引き立ててくれます。

一方で、ピンク色が美しい岩塩は、塩味がキリッとシャープ。おむすびに使うと、味わいが引き締まり、「塩むすびを食べてるぞ!」という満足感があります。具材との相性も面白く、例えばツナマヨや鮭のように脂を含む具材と合わせると、岩塩の硬質な味が全体のバランスを整えてくれるのです。

湖塩は日本ではあまり見かけませんが、クセが少なく、やさしい塩味が特徴。ふんわりやわらかい食感のおむすびとよく合います。具材を引き立てたいときにぴったりの塩です。

そして、もうひとつ大切なのは「塩をいつ振るか」。握る前に混ぜ込むと全体になじんで穏やかな味に、握ったあと外側にまぶすと、ひと口目からしっかり塩味を感じられます。にゃおむすびでも外側にまぶす方法を使っていますが、手に残った塩がごはんの表面にだけつくことで、口に運んだ瞬間に香りが広がるよう計算されているんですよ。

毎日食べても飽きないのは、おむすびが「シンプルなのに変化できる料理」だから。ぜひ、お家でもいろんな塩を試して、自分好みの“塩むすび”を見つけてみてくださいね。

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