海苔の“パリッ”と“しっとり”、どっちがお好き?

こんにちは!にゃおむすびです🐾
今日は、おむすびを語る上で欠かせない存在、「海苔」についてのお話です。おむすびの見た目や香り、食感を大きく左右する海苔ですが、皆さんは“パリッ派”と“しっとり派”のどちらでしょうか? この違いには、それぞれにしっかりとした魅力があるんです。
まずは、できたての「パリッ」とした食感が楽しい焼き海苔。口に運んだ瞬間、軽やかな音とともに広がる磯の香りは、おむすびの醍醐味のひとつ。焼き海苔は香りが強いので、シンプルな塩むすびや、旨みがしっかりした鮭・昆布・明太子といった具材と相性抜群です。にゃおむすびでも、香りを保つために海苔は巻かず、別添えにすることがあります。これは「パリッ」を楽しんでほしいからこその工夫なんですよ。
一方で、時間が経つにつれてごはんとなじみ、しっとりした食感に変わる海苔もファンが多いもの。しっとり派のおむすびは、ごはんと海苔の一体感が魅力で、優しい口当たりがどこかほっとする味わいです。特に、のり弁に使われるような板海苔は、ごはんの蒸気を吸って旨みが引き出されるので、しっとり派の方に根強い人気があります。
さらに、海苔の「厚さ」によっても印象は変わります。薄い海苔は香りが際立ち、パリパリ感が強く、厚めの海苔は噛みごたえがあり、より深い旨みを感じられます。海苔の産地も重要で、有明海苔は口どけの良さで人気、瀬戸内海苔は香り高く、九州の海苔はしっかりとした味わいが特徴です。
にゃおむすびでも、海苔選びはとても大切にしています。「お客様がどんな瞬間に食べるのか」「どんな具材と合わせるのか」をイメージしながら、その時期にもっとも香りと旨みがあるものを厳選しています。
パリッとした海苔で香り高いおむすびを楽しむもよし、しっとりした海苔で懐かしい味に浸るもよし。海苔は同じ黒い板のように見えて、実は奥深い世界。ぜひ、お好みの“海苔の食感”を探してみてくださいね。

