おむすびが“ほっとする”理由って?

こんにちは!にゃおむすびです🐾
今日は、よく「おむすびを食べるとなんだか落ち着く」「ほっとする」という声をいただくので、なぜおむすびにはそんな癒やしの力があるのか、その理由を探ってみたいと思います。
まず、おむすびは日本人にとってとても身近な食べ物。子どもの頃、遠足のお弁当といえばお母さんが握ってくれたおむすび。部活や習いごとの帰りに食べた、あの温かい手作りの味。誰にでも“思い出のおむすび”があるものです。こうした記憶が、知らず知らずのうちに安心感につながっているのだと言われています。
また、おむすびは「手で握る」からこそ生まれる温かさがあります。炊きたてのごはんをそっと包み込み、形を整えながら握ることで、ごはんの粒がほどよく寄り添い、おむすび特有のやさしい食感になります。にゃおむすびでも、手仕事で握るぬくもりを大切にしています。おむすびを食べた時に感じる“ほっとする感じ”には、この手のぬくもりも影響しているのかもしれません。
さらに、おむすびは忙しい毎日のなかで「自分に戻れる食べ物」です。大きなごちそうではないけれど、体が必要とする栄養がぎゅっと詰まっていて、食べたあとに自然と力が湧いてくる。そんな“素朴さ”が、心と体を整えてくれるのだと思います。特に塩むすびは、最もシンプルなおむすびで、ごはんの甘さやお米の香りをまっすぐに感じられるため、気持ちを落ち着けてくれる効果が強いとも言われています。
現代では、コンビニやスーパーでも手軽におむすびが買えるようになりましたが、それでも「手作りのおむすびが一番好き」という方が多いのは、そこに“作った人の心”が込められているからなのではないでしょうか。にゃおむすびも、一つひとつに想いを込めて握り、お客様に少しでもほっとしていただける時間をお届けしたいと考えています。
おむすびは、ただの食べ物ではなく、心を包み込んでくれる存在。疲れた時、なんとなく元気が出ない時、ふと手に取って食べると不思議と前向きになれる。それが、おむすびの持つ力なのだと思います。

