おむすびが「手のひらサイズ」な理由

こんにちは!にゃおむすびです🐾

おむすびと聞いて思い浮かぶのは、手のひらに収まるほどのちょうどいいサイズ感。小さすぎず、大きすぎず…持ちやすくて食べやすい、あの絶妙な大きさには、実はしっかりとした理由があるんです。

昔からおむすびは、外で働く人たちのエネルギー源として重宝されてきました。農作業や漁、建築など、力仕事が多かった時代。お弁当として持って行くには、手軽で栄養があって、サッと食べられるものが理想でした。

手のひらサイズのおむすびは、ごはん1膳分(約150g程度)がちょうど収まる大きさ。この分量は、糖質やカロリーのバランスが良く、体力を使う仕事にもぴったりだったのです。しかも、片手で握って作れるこのサイズ感は、忙しい日常の中で効率よく準備できる、まさに“合理的な食べ物”でした。

また、手のひらというのは「家庭」や「人のぬくもり」を象徴する部位でもあります。大切な人のために、愛情を込めて握るという意味も込められていたのかもしれません。

現代では、大きめサイズのおむすびや小さめの一口サイズ、さらには俵型や丸型などバリエーション豊かになりましたが、やっぱり基本は「手のひらサイズ」。人の手から生まれる、ちょうどいい温かみと安心感が、私たちをホッとさせてくれるのかもしれませんね。

にゃおむすびでも、一つ一つ手で握った“手のひらのごちそう”を、毎日心を込めてお届けしています🐾

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