おむすびと保存の知恵

こんにちは!にゃおむすびです🐾
「おむすびは作りたてが一番!」これは間違いありません。でも、時間が経つとご飯が固くなってしまうのはなぜでしょう?
その理由は、お米のデンプンが冷えることで再結晶化してしまうから。これを「老化」と呼びます。だから炊きたてはふんわりしているのに、冷めるとパサついたり硬くなってしまうのです。
昔の人はこの性質をよく理解していて、保存の工夫をしていました。代表的なのは「梅干し」。殺菌効果があり、さらにほどよい水分を与えてくれるため、長時間保存してもおいしさを保ちやすい具材でした。また、竹の皮や笹の葉に包むのも先人の知恵。抗菌作用とともに、適度に湿度を保つ役割を果たしていたのです。
現代ではラップやアルミホイルで包む方法が一般的。冷凍保存して電子レンジで温めれば、炊きたてに近いふんわり感を取り戻せます。にゃおむすびでは「つくりたて」にこだわっていますが、家庭で保存するときのちょっとした知識も知っていると便利です。
毎日の暮らしの中で、おむすびの保存の知恵は今も生き続けているんですね。