おむすびに“角がある”のはなぜ?

こんにちは、にゃおむすびです!

三角おむすびの「角」、気になったことはありませんか? 実は、あの角には見た目だけではない、いくつかの意味とメリットがあるんです。

まず一つは、しっかり握れている証拠であること。おむすびの角がくっきり立っていると、中まで均一に力が入っていることがわかり、崩れにくく持ちやすい形になります。そしてこの角は、見た目にも美しく整った印象を与えてくれるため、お弁当などに詰めるときにも重宝されるのです。

もう一つの理由は、具材のバランスです。三角形は底辺が広いため、ごはんの中心に具をしっかりと包み込みやすく、どこから食べてもごはんと具の味がうまく混ざり合います。角があることで、握りのガイドにもなり、きれいな仕上がりになるんですね。

さらに、三角の形には“山”を模しているという説もあります。山は日本人にとって信仰や自然の象徴であり、「山の恵み(米)をいただく」という意味が込められているとも言われています。握る形にも、自然への敬意が表れているのです。

おむすびの角。それは単なる形ではなく、美味しさと伝統をぎゅっと詰め込んだ、小さな意味のある部分なんです。

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