おむすびは“非常食のエース”だった!

こんにちは、にゃおむすびです!
日本は地震や台風など、災害が多い国。そんな中、「おむすび」は昔から非常食としても重宝されてきました。意外かもしれませんが、その理由はとても理にかなっているのです。
まず、おむすびは手で食べられるという点が大きなメリット。食器がなくてもすぐに口に運べ、後片付けも必要なし。水や電気が止まった状況でも、手軽にエネルギーを補給できます。
また、ごはんは腹持ちが良く、冷めても食べやすい主食。お米は保存も利くため、炊いたごはんを冷凍しておけば、電子レンジが使えないときでも自然解凍で食べられます。中に具材を入れておけば、たんぱく質やビタミンも一緒に摂取でき、バランスの良い食事にもなります。
実際、東日本大震災の際には、避難所で配られたおむすびに、涙を流して感謝する人の姿が数多く見られました。「人の手で握られたぬくもり」が、被災者の心を支えたのです。
冷凍おむすびは長期保存ができ、災害時だけでなく、忙しい日の簡単な食事にも活躍しますよ。備蓄の見直しをする際は、ぜひおむすびも仲間に入れてあげてくださいね。