ごはんの“かたさ”が味を決める?

こんにちは、にゃおむすびです!

おむすび作りで意外と見落とされがちなのが、「ごはんの炊き加減」。
実はこの“かたさ”や“水分の加減”ひとつで、おむすびの食感や味わいが大きく変わるんです。

おむすびに適したごはんは、ほんの少しかために炊いたもの。
炊きたてのごはんを少し落ち着かせてから使うことで、ほどよく水分が飛び、ふんわりしつつも形を保ちやすい、ちょうどいい仕上がりになります。
時間が経ってもベタつきにくく、食べるときにはほどけるような軽さ。これこそ、おむすびにぴったりの炊き加減なんです。

逆に、柔らかすぎるごはんでおむすびを作ろうとすると、べちゃっとしてしまって握りにくく、形も崩れやすくなってしまいます。
食感ももったりと重くなり、せっかくの具材の風味も埋もれてしまうことに。
シンプルなおむすびだからこそ、ごはんそのもののおいしさと質感がとても大切なんですね。

また、ごはんの炊き加減だけでなく、お米の“品種”によっても味わいは変わります。
例えば「こしひかり」は、粒立ちがよくて甘みがあり、冷めてももっちり感が残るため、おむすびとの相性抜群。
「ひとめぼれ」もバランスがよく、しっかりとした弾力で握りやすく、日常使いのおむすびにぴったりです。
一方、「ササニシキ」や「ななつぼし」などのあっさり系のお米は、梅干しや昆布、おかかなどの味の濃い具材を引き立てる名脇役。
具材との組み合わせによって、お米の選び方も変えてみると、おむすびの表情がさらに豊かになりますよ。

おむすびは、握る前からすでに始まっている料理。
炊き加減、米の選び方、冷まし方――それらひとつひとつの積み重ねが、口にしたときの「おいしい!」につながっています。

だからこそ、にゃおむすびでは今日も、丁寧にお米を炊くところから、おむすび作りがはじまります🍚🍙
見た目はシンプルでも、そこには小さなこだわりがたくさん詰まっているんですよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA