おむすびにまつわる言い伝え・縁起

こんにちは、にゃおむすびです!
毎日のごはんとして親しまれているおむすびですが、実はその形や名前には、昔から“縁起の良さ”が込められていることをご存じですか?
「おむすび」は「むすぶ」という言葉に由来していて、人と人、心と心、願いと現実を結びつける、そんな意味があると言われています。昔の人たちは、おむすびを神様へのお供え物として使っていたこともあり、特に三角形は山を象徴する神聖な形として大切にされてきました。
さらに、おむすびを“手で握る”という行為自体にも、想いや祈りを込めるという意味があります。
誰かのために握ったおむすびには、目には見えないけれど確かな温かさが宿っている。そう思うと、
ただの食べ物以上の存在に感じられますよね。
旅立ちの朝や、大切な節目の日におむすびを持たせるという風習も、こうした“願いを結ぶ”意味が
背景にあるのかもしれません。
今日も誰かの元気の源になるおむすび。その小さな三角に、たくさんの想いが詰まっているのです。