おむすびと海苔の切り方の秘密

こんにちは!にゃおむすびです🐾
おむすびといえば、やはり「海苔」。つやつやと黒々とした海苔に包まれると、それだけでおむすびはぐっと食欲をそそりますよね。でも、実は海苔の「切り方」や「巻き方」にも、意外と奥深い秘密があるのをご存じでしょうか?
スーパーやお寿司屋さんで見かける海苔は「全形」と呼ばれる大きさが基本で、約21cm×19cmほど。これを「半切」や「三つ切」「四つ切」などにカットして使います。コンビニのおにぎりでよく見る縦長の海苔は三つ切や四つ切サイズ。食べやすく持ちやすい大きさに工夫されているんですね。
また、巻くタイミングによって食感も変わります。握った直後に海苔を巻くと、ご飯の熱で少ししんなりして柔らかい口当たりに。一方、食べる直前に巻くとパリッとした食感が楽しめます。にゃおむすびでも「しっとり派」と「パリパリ派」に好みが分かれるので、どちらが正解というより“食べる人の楽しみ方”なんです。
江戸時代、海苔はとても高価な食材でした。庶民の間ではまだ贅沢品で、武士や上級町人が特別な日に口にできるごちそう。だから「おむすびに海苔が巻かれている」こと自体が、当時はごちそうの証だったのです。今では当たり前のようにコンビニでも専門店でも楽しめますが、こうした歴史を知ると一層ありがたみを感じますね。
私たちが日々提供しているおむすびも、海苔の香りが立つ瞬間をとても大切にしています。お客様が口に運んだとき、ふわっと広がる磯の香りとご飯の甘みが合わさって「やっぱりおむすびはいいな」と思っていただけるように。次に召し上がるときは、ぜひ海苔の切り方や巻き方にも少し注目してみてください。