冷凍おにぎり、意外とおいしい?上手な冷凍&解凍法

こんにちは、にゃおむすびです!
最近はコンビニやスーパーでも「冷凍おにぎり」が販売され、手軽にいつでも温かいおにぎりが楽しめるようになりましたよね。でも実は、市販のものだけでなく、家庭でも簡単に、しかも美味しくおにぎりを冷凍保存できることをご存じでしょうか?忙しい日々の中でも、手作りの味をそのまま楽しめる「冷凍おにぎり」は、時間がないときの心強い味方。今回は、ご家庭でできる冷凍おにぎりの作り方やポイントをご紹介します。
まず、冷凍に向いているおにぎりの種類ですが、最もおすすめなのは「焼きおにぎり」や「炊き込みごはんタイプ」。これらは味付けがしっかりしており、冷凍しても風味が損なわれにくいのが特徴です。また、梅干しや昆布のような、水分が少なく保存性の高い具材も冷凍に適しています。一方で、ツナマヨやチキン南蛮などのマヨネーズ系、または生の刺身や野菜を使った具材は、解凍後に風味や食感が劣化しやすいため、冷凍保存にはあまり向きません。こうした具材を使いたい場合は、冷凍せず当日中に食べるようにするのがおすすめです。
冷凍の際に重要なのは、おにぎりをしっかり冷ましてから包むこと。できたての熱いままラップで包んでしまうと、内部に水蒸気がこもってごはんがベチャつきやすくなり、解凍後の食感が悪くなってしまいます。粗熱が取れて、ごはんの表面が少し乾いた状態になったら、ラップでピッタリと包みます。さらに、その上からアルミホイルで覆ったり、フリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いて密封すれば、冷凍焼けを防ぐことができます。なるべく空気に触れないようにすることが、風味を保つためのポイントです。
解凍するときは、ラップに包んだまま電子レンジで加熱するのが基本です。600Wであれば、1個あたりおよそ1分〜1分半が目安ですが、おにぎりのサイズや電子レンジの機種によって加減が必要です。加熱しすぎると表面が硬くなったり、逆に中が冷たいままだったりすることもあるので、途中で様子を見ながら加熱してください。もし表面が乾いて硬くなりそうなときは、加熱前におにぎりに軽く水を振りかけてからレンジにかけると、ふっくらとした食感が復活します。加熱後は1分ほど置いて余熱で中までじんわり温めるのもポイントです。
おにぎりは、炊きたてをその場で食べるのが一番…と思いがちですが、冷凍保存でも、ひと手間かけることで驚くほど美味しさをキープできます。冷凍庫にお気に入りのおにぎりをストックしておけば、朝食に、残業帰りの夜食に、子どものおやつにと、大活躍間違いなし。忙しい毎日の中でも、ほっとできる“にぎり時間”を、冷凍おにぎりで手軽に取り入れてみてくださいね。